データサイエンスI

データサイエンスI(学部2-3年)
関西学院大学商学部での授業名称は「情報処理論I」です.

授業目的
この講義では,データサイエンスに必要な統計解析手法を学び,それを統計解析向けプログラミング言語である「R」により実践を行います.データサイエンスは,ビッグデータを分析し現象のモデル化を行い,新しいサービスや経営戦略を創造する学問です.本講義では,統計解析に必要な基礎学問となる解析学,線形代数学,統計学(1変数の記述統計学まで)を学び,それらの計算をコンピュータのプログラミングにより行えるようになることを目指します.

到達目標

  • 解析学の基本的な関数の意味を説明することができる
  • 解析学の基本的な関数の計算を行うことができる
  • 線形代数学の基本演算の意味を説明することができる
  • 線形代数学の基本演算を行うことができる
  • 1変数の記述統計学について,その意味を説明することができる
  • 1変数の記述統計学について,計算を行うことができる
  • プログラミングの基本的な制御構造を駆使して,自ら「R」のプログラムを書くことができる
  • 上記の計算を,「R」によるプログラミングにより実行することができる
  • 記述統計学による分析結果の意味を説明することができる

授業計画
第1回 <1章:解析学> 授業の進め方に関する説明,Rの使い方,Rの基本演算,Rの基本関数(平方根,絶対値,累乗,対数関数,三角関数)
第2回 変数,定性データと定量データ,尺度水準,変数の型
第3回 <2章:線形代数学> スカラー,ベクトル,ベクトルの基本演算,内積
第4回 行列,行列の基本演算,転置,単位行列,行列とベクトルの積,回転行列
第5回 行列式,逆行列,固有値と固有ベクトル
第6回 固有値分解と次元削減
第7回 データフレーム,CSVファイル(読み書き)
第8回 <3章:プログラム制御構造> 関数の作成,条件分岐
第9回 繰り返し,ローカル変数,グローバル変数
第10回 再帰呼び出し,数列,フィボナッチ数列
第11回 <4章:1変数の記述統計学> 度数分布,ヒストグラム
第12回 算術平均,幾何平均,調和平均
第13回 分散,標準偏差,不偏分散,標準化,偏差値
第14回 総論