教育の方針

教育の方針

土方研究室の教育の基本方針を説明します.当研究室は,IT業界やメディア業界で高度専門職として働いていくのに必要なスキルや経験をワンストップで取得できる教育体制を提供しています.

研究室の主な活動
eduphoto1S土方研究室の中心の活動は,社会情報学に関する研究です.最高の教育は,優れた環境で,優れた人たちと,優れた研究テーマを持って実現されると考えております.そこで,少人数で,密度の濃い指導を行います.また,一人ずつ国際競争力のある研究テーマを設定します.優れた研究テーマはその人を大きく成長させると考えています.そして,研究テーマが決まれば,2種間に1回のペースで個別ミーティングを行い,研究や実験の方針についてきめ細かに指導します.

研究室で学ぶこと
eduphoto2S本研究室は,すぐにビジネスの現場で使えるようなマーケティング手法やビジネス手法を学ぶ研究室ではありません.本研究室では,このようなマーケティング手法や商品・サービスの開発に用いることができる基礎的な人の特性や社会の特性を解明することにあります.教科書に載っている体系立てられた手法を学んで実践できる能力ではなく,まだこの世に存在していないマーケティング手法やサービス設計手法を自ら開発できる能力を身に着けてもらいたいと思います.

研究室で身につくスキル
eduphoto3S本研究室では,皆さんに目に見えるスキルを身に着けてもらうつもりです.特に,デジタルマーケターやデータサイエンティスト,システムコンサルタントといったIT系の職種に就くために必須のスキルを身に付けます(「デジタルマーケター育成プログラム」の項目もご覧ください).これらの職業では,仮説を設定し,仮説を検証するためのデータ項目を明確にし,必要なデータを収集し(または被験者実験を実施し),収集したデータを分析し,分析結果を用いてマーケティングやアプリケーション開発を実施します.このようなデータに基づくマーケティングやシステム設計を,総合的に行える人材は非常に希少です.研究と研修を通じて,これらの能力を身に着けてもらいます.

具体的には,以下のことを実践的に学びます.
1.プログラミング(PythonとRというプログラミング言語を用います)
2.基礎的数学(マーケティングやサービスデザインに必要な内容を重点的に学びます)
3.心理学実験法(マーケティングに必要な基礎的な人間の特性を解析する方法を学びます)
4.クリエイティブ作成(プログラミング自由課題を通して,自分の夢を一つの形にしてもらいます)
5.社会科学系基礎研究の技法(人間科学・社会科学系の基礎的な研究課題を設定し,実際の研究を通して学んでもらいます)

研究演習IとIIの時間
eduphoto4S研究演習I, IIの時間(時間割で割り当てられた時間)には,社会情報学や社会心理学に関する最新の国際学会論文の輪講を行います.各回,1-2名に,それぞれ1本国際学会論文を読んできてもらい,それを日本語でまとめてきてもらいます.それをお互いに紹介しあったうえで,その研究の新規性はどこにあるのか,研究の進め方は妥当か,実験結果から何が言えるのかなどを議論します.これらを通じて,自分の研究テーマの設定や,研究の進め方の参考にしてもらいます.

指導者としての哲学
eduphoto5S皆さんには,最先端の分野で世界に通用する研究を行ってもらいたいと思います.世界と戦うには厳しさが必要ですが,そのような環境であればあるほど,人情と愛情が必要です.人間は理性や論理だけでは生きていけません.当研究室に来てくれた学生は,一人一人のことをよく見て,愛情を持って育てていきたいと思います.社会情報学に興味のある学生は,ぜひ来ていただければと思います.熱意のある皆さんを,お待ちしております.