研究概要

研究概要

一人一人に商品をお薦め
One-to-oneマーケティング

1-1marketingImgSこれまでのマーケティング戦略は、平均的なユーザ層にいかに商品を買ってもらうかを考えるマスマーケティングが主流でした。しかし、インターネットとWebの普及により、ショッピングサイトでの商品閲覧や普段の情報閲覧の履歴が取れるようになりました。そこで近年は、一人一人のユーザに商品を推薦するOne-to-oneマーケティング(レコメンデーション)が注目を集めています。

土方ゼミでは、ユーザの推薦プロセスへの介入が、推薦結果に対する満足度を高めてくれるかどうかを検証してきました。例えば、ユーザにその時の気分やコンテキストを入力させると、同じ推薦結果を受けても、より満足してもらえるかを検証してきました。今後のOne-to-oneマーケティングでは、このようなユーザの心理特性も考慮して、より感性的な推薦ができるようになる必要があるでしょう。

若者のコミュニケーションを理解する
ソーシャルメディア分析

SocialMediaAnalysisImgS2スマートフォンの普及とソーシャルメディアの流行により、人々の実世界での活動がコンピュータに記録されるようになってきました。従来の社会科学の研究では、ごく少数の人に対してアンケートを行い、人々の普段の行動を獲得し、分析を行ってきました。しかし、ソーシャルメディアには大量の人々の行動データが保管されており、これまでにない規模で人々の特性や心理を明らかにできるようになってきました。

土方ゼミでは、ソーシャルメディアの利用により人は嫉妬を感じやすくなっているのか、どのようなユーザがどこまで自分の情報を発信しているのか、永くソーシャルメディアを利用し続けるユーザの特徴は何なのか、などの研究課題について明らかにしてきました。これらの基本的な行動特性に基づいて、Webサービスやアプリケーションをデザインする必要があると思います。

未来のコミュニケーション環境を創造する
コミュニケーション・デザイン

CommDesignS
ICTの普及により、職場のコミュニケーション環境は大きく変わりつつあります。個人の生活や家庭環境に合わせた働き方ができるように、朝の朝礼を廃止し、代わりに仕事の進捗報告をソーシャルメディアのようなライトなコミュニケーションツールで実現する企業が出てきています。また、縦型の組織構造を廃止し、人々の人事評価をよりフラットに行えるようなツールを導入する企業も出てきています。

土方ゼミでは、今後このような新しいコミュニケーション環境やコミュニケーションツールを対象にして、そこで人々はどのような行動を行っているのか、その行動の背後にある心理は何なのか、企業全体としてのパフォーマンスの最大化を図るにはどのようにすればよいのか、などを研究していく予定です。