[論文紹介] CSCW’17 Pokemon Go: Go, Gone or Go Away?

[論文紹介] CSCW’17 Pokemon Go: Go, Gone or Go Away?

Xin Tong, Ankit Gupta, Henry Lo, Amber Choo, Diane Gromala, Christopher D. Shaw: Chasing Lovely Monsters in the Wild, Exploring Players’ Motivation and Play Patterns of Pokemon Go: Go, Gone or Go Away?, Proc. of CSCW ’17 Companion Companion of the 2017 ACM Conference on Computer Supported Cooperative Work and Social Computing, pp. 327-330, 2017.

ポケモンGoの利用動向に関するアンケート調査結果を報告している.特に,ポケモンGoで遊ぶモチベーションとユーザがポケモンGoにより外に出て歩くようになったのか?(ウォーキングやランニングをするようになったのか?)に注目している.32名のユーザにアンケートしている.
モチベーションについては,ポケモンGoをやった理由,止めた理由,ポケモンGoの何が好きか,何が嫌いかを,決まった回答選択肢から選ばせている(具体的な選択肢は書いていない).
ポケモンGoをやった理由(モチベーション)は,すべてのポケモンを集める,周りの人との会話のトピックのため,子供の頃にやったポケモンやアニメのノスタルジーに浸るためなどを報告している.止めた理由としては,全てのポケモンを捕まえたか特に目新しいことがなくなった,時間がかかるか歩かされすぎる,周りの友人がやめたなどを報告している.好きな点は,実世界でポケモンを捕まえられる点,ポケストップ訪問,ジムバトルを挙げている.嫌いな点は,単純すぎる点,同じことの繰り返し,ハードウェア性能を要求しすぎることを挙げている.
行動変容については,多くのユーザが身体活動(すなわちウォーキング)の増加,友人とのつながりの強化を挙げている.欠点として,スマホを持って歩く行為が増加したことを挙げている.
論文の欠点としては,主に学生にアンケートを取っておりアンケートの偏りがある点,100段階で回答させるというスケールの問題,用意しておいた質問への回答項目が妥当であるかどうかという点が挙げられる.

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