成瀬さんが電子情報通信学会 総合大会で論文発表しました (2020.3.13)
soc-ja
メディア心理学研究室
土方ゼミ4年生の堀 蒼緒さん,村下 みなみさん,近藤 千紗さんが,3月11-12日にオンラインで行われました電子情報通信学会HCS研究会で研究発表を行いました.彼女たちは,YouTuberとVTuber (バーチャルYouTuber) が行う商品紹介動画において,消費者に与える説得力に違いがあるかどうかと,説得力と相関する要因について心理学実験で明らかにしました.VTuberをプロモーションしているActiv8社の協力のもと,VRトラッキングシステムを用いて,YouTuber版とVTuber版の商品紹介動画を作成しました.189人の被験者に対して実験したところ,YouTuberとVTuberの説得力の差はないことが分かりました.これにより企業は,それぞれのブランドイメージや商品イメージに応じて,YouTuberまたはVTuberにPRの依頼を行えばよいことが分かりました.
本研究は,大阪大学グローバルイニシアティブ機構・東京大学大学院総合文化研究科の佐久間洋司氏との共同研究です.また,VTuberのプロモーション企業であるActiv8社の協力のもと研究を行いました.
IEICE SIG-HCS (2022.3) [HP]